ミャンマー映像産業セミナー・試写会 in TOKYO のご案内


かつてアジアのハリウッドと呼ばれるほど映画産業が盛んで国内各所に多くの映画館が存在していたミャンマーがですが、長い間、すっかり影を潜める状態が続いておりました。しかし最近の民主化の動きは文化面にも及び、新聞や雑誌だけでなく娯楽産業も活発化が進んでいます。
今回はミャンマーから日本で映画制作を学んだ映画監督とミャンマー映画協会およびミャンマー映画公社から役員らをお招きし、同国の映像産業の現状を紹介します。ミャンマーの経済以外の側面に触れていただける良いチャンスです。
会場では招聘監督の映画、[Kayan Beauties]で着用された本物のカヤン族(首長族と言われている)の首輪や腕輪などを展示いたします。
日  時   2013年11月13日(水) 13:30~15:30
会  場   共同通信社 本社22階会議室  ※2階総合受付前に専用受付を設けます。
講  演  「ミャンマー映画の歴史」(ミャンマー語→日本語逐次訳)
      U Thein Htun Aung ミャンマー映画公社理事
「ミャンマー映画の現状および映画協会の活動」(ミャンマー語→日本語逐次訳)
Daw Grace Swe Zin Htaik(ミャンマー映画協会国際関係委員会事務局長)
     「なぜKayan Beautiesを撮ったのか、ミャンマー映画産業には何が必要か」(日・英)
Aung Ko Latt氏(映画監督) Hector Carosso氏(共同プロデューサー)
会  費  無料
参加申込   お申込書をFAXまたは下記のメールアドレスにファイル添付でご返信ください。講演会開催日に近くなりましたら、参加状をお送りします。
※ ご欠席の場合は、前日までに事務局までご一報願います。
※ 申し訳ありませんが、個人の方のご参加は受け付けておりません。
11月14日(木)に六本木シネマートにてAung Ko Latt監督による長編映画「Kayan Beauties」の試写会を行います。
参加ご希望の方は次のサイトよりお申し込みください。
https://data.asean.or.jp/invest/seminar/app_seminar.aspx?id=19319730
【お問い合わせ】メールアドレス:kki.myanmar-k@kyodonews.jp
〒105-7208 東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー
株式会社共同通信社 ミャンマー経済クラブ事務局 藤本、橋本
TEL:03-6252-6044 FAX:03-6252-6051

ミャンマー国立交響楽団の復活公演とU KO KO 氏


ミャンマー国立交響楽団が昨日、国立劇場で復活公演を行いました。指導するのは、日本人指揮者の福村芳一さん。このミャンマー国立交響楽団、実は10年以上前に一度結成され、当時番組企画にしようと追っかけていた記憶がよみがえりました。
5年前、79歳で他界された、Gita Lulin U Ko Ko氏がそのときの中心者。当時、何度も彼のところに通いヒアリングしたものです。

彼は若い頃からミャンマーのオーケストラを作ろうと考えていました。1963年に一度オーケストラができかけたことがありましたが、個人ベースであったため消滅。ソ連に勉強にいった人もいたそうですが、帰国後職もなく途絶えてしまいました。92年に政府の許可で文化大学が作られ、彼が音楽を担当し音楽家の育成とミャンマー音楽の保存と普及に力を注いでいました。
学校の送別会でストリングスが入った演奏会に偶然同席したキンニョン元首相から「今すぐオーケストラを作ることは無理だが、今から準備すれば5年10年先にはできるかもしれない。あなたが死んでも若い人々に伝わり音楽は死にません。ですので、オーケストラを作ってください。」と言われ、それに共感したU KO KO氏が2000年に個人個人バラバラになっている人たちを集めて作ったのが今回のオーケストラの原型になります。
また、ミャンマーはアセアンに加盟したにもかかわらず、シンフォニーオーケストラがなく、クラシック音楽をほとんど知らない国民を恥ずかしく思い、これらを国内に広めるため、今回オーケストラの仕事をしています。と話しておられました。
将来の夢を聞いたメモがありました。
「ミャンマーオーケストラをアジアや他の各国と比べて遜色のないレベルの演奏を死ぬまでに見たい」
U KO KO 氏は今回の初公演をどういう心境で見ているのかな。と、そんなことを考えながら音楽を聴いていました。

番組放送のお知らせ


2008年2月17日(日) NHKスペシャル 21:00-21:49 NHK総合
「謎の海洋民族モーケン(仮)」
一年の大半を海上で過ごし、イルカさながらに海に潜り、獲物を捕らえて暮らす不思議な人々がいる。
ミャンマー南部沖、インド洋・メルギー諸島海域を漂泊する海洋民族「モーケン」だ。
数ある海洋民族のなかで唯一、現在も海上生活を続ける少数民族である。その暮らしは船団、いわば海上の「村」で行なわれる。彼らは、全長10メートルほどの小船に家族で住み、銛で魚を突き、素潜りで貝やナマコを取って糧を得る。潜るのは昼だけではない。月夜、無数の夜光虫が眩く光る海を、水深20メートルの海底まで小さなライトだけを頼りに素潜り漁をするのだ。
さらに近年の科学調査によって、このモーケンは驚異的な動体視力を持つことも明らかになっている。この動体視力で獲物の動きを瞬時に認識し、確実にとらえることができる。
番組では、新開発の水中高感度カメラを駆使して幻想的な夜の素潜り漁を追いながら、理想郷のように残された、海洋民族「モーケン」の暮らしを描く。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080217.html

「Marie」さんのミャンマーライブ


日本人シンガーソングライター「Marie」さんのライブに行ってきました。
東京で知り合ったミャンマー人をきっかけに、ミャンマーでコンサートを行ったのが3年前。好評に終わりミャンマー側からも強い要望があり、毎年ミャンマーでコンサートを行い今回が3年連続になり、外国人アーティストによる3年連続のライブは、ミャンマーでは初めてだそうです。
曲、作詞、編曲を手がけ、ピアノを中心にサックス、フルート、ギター、ドラム等をプレイ。レコーディングでは全ての演奏、プログラミング及びエンジニアリング、ミキシングも自身で行っておられ、歌ものからインストゥルメンタルまで、セルフ・プロデュースされているそうです。

 公式サイト 公式サイト http://www.marie-style.jp

Thet Mon Myintさん


仕事でThet Mon Myintさんにお会いする機会がありました。
第一印象は大きいなあ。でした。体格は私より大きかったような・・・。
声の質が悪い、訛りが、、と言われる彼女ですが、普段は女性らしい声であまり訛っていなかったような感じです。ただ、お母さんはかなり訛っていましたが。。。
93年に福岡国際子供会議に参加した経験があり、最後は「さようなら」と日本語で答えてくれました。

Htun Eindra Bo


ミャンマーの映画を撮影している技術スタッフと1日一緒に仕事する機会がありました。技術からみるミャンマー人俳優に聞いてみました。
まず男優は数年特に変化なし。出演料ではDweが突出しているようですが、まあ数年前から同じ構造のようです。
女優ですが、やはり一番評価はTun Endra Bo。別の監督に何度か聞いたことがありますが、皆彼女の評価が高いです。彼女は撮影中は携帯電話は切り仕事に集中し、また時間に遅れてこないとのこと。(有名女優になればなるほど、この辺はいいけげんだそうです)もちろん演技も抜群らしいです。彼女とは私も以前一度仕事でご一緒したことがありますが、マネージャーである彼女の旦那も含め、非常に好印象を持っています。
新しい女優候補ですが、こちらもあまり出てきていないようです。
最近人気のThet Mon Myintについて聞いてみましたが、彼女は訛りと声の質が悪いからカラオケビデオ、がんばってビデオ出演止まりかなあ。とは彼らの評価でした。
(写真はREVITAlの広告より Lwin Moe とTun Endra Bo)

カチンのシャーマンその1


カチンのシャーマン。シャーマンの中でも最も上位の階級にあるジョイワー。現在カチンで確認されているジョイワーは2名しかおられないようです。キリスト教に改宗した人も精霊信仰は根強く残っています。しかしキリスト教に改宗したといっても、生贄の儀式は行い、冠婚葬祭でも精霊信仰のものと大差ない彼らは果たして本当にキリスト教徒なのかなあ。と思ってしまいます。
余談までフリージャーナリストの吉田氏がカチンを旅した際に出会ったというシャーマンは他界してしまったそうです。

カチン族ロケ


ようやく取材ロケから戻ってきました。(こちらのブログは実はしばらく自動更新にしておりました。)
今回の舞台はカチン州の山奥、カチン族の中でも古くからの精霊信仰が残る人々が住む村。ナガ族やチン族の首狩りは有名ですが、源流はこのカチン族。今回の取材でそのことを再認識致しました。カチン族といえば祭りで刀片手にフォークダンスのように踊っているぐらいのイメージの方が多いと思いますが、さすがは元祖首狩族。すごいです!
ほとんど紹介されていなかった森の民、カチン族の本来の生活、文化、風習、本当に興味深いものです。
11月3日 21時~2時間特別番組のドキュメンタリーとして全国放送される予定です。詳細が決まりましたらご報告いたします。必見です!!!

新鮮アボガド


アボガドを見ると、パガンから悪路10時間、チン州南部の街でミンダに着いた時に飲んだ、アボガドのフレッシュジュースを思い出します。
ミンダの街では街中にも数多くのアボガドの木があり、新鮮なアボガドを食べることができます。ヤンゴンで売られているアボガドとは雲泥の差。新鮮だとこれほど違うのかというくらい味が違います。次は醤油で採れたてアボガドを食べたいなあと、アボガドを街角で売られている見る度に思い出します。
是非一度、採れたてアボガド食べてみて下さい!

ピャダリン洞窟


1万年前の壁画が残っているピャダリン洞窟。
途中悪路で雨季や雨期明けは行くことのが困難な場所ですが、乾季ならマンダレーから日帰りで行くことが可能です。
途中1時間程山道を歩かなければならず、なかなか辛い道のりですが、鍾乳洞が2つ、そして今では非常に見にくいですが、1万年前に書かれたという壁画も残っています。
しかし、何故こんなところに…とつい思っています場所ではあります。