吉岡医師の講演会のお知らせ

吉岡医師が2月6日に講演会をされます。
これまであまり一般の方々には講演をされる機会がなかったので、是非この機会にどうぞ!
日時:2月 6日 (土) 15時15分から
場所:神奈川県民センター(会議室402)
入場料 :一般1,000円 学生500円     ※会員のかたは無料
タイトル
 私の出会ったいのちの記憶~小児外科医の願いー日本、ミャンマー、そしてカンボジア 
☆予約等お問い合わせは東京事務局 まで
〒144-0051
東京都大田区西蒲田7丁目25-7
グレワンビル605号
TEL・FAX : 03-3734-6206
事務局対応時間:9:00~17:00(土日祝日を除く)
メール:   japanheart@e-mail.jp

番組放送のお知らせ

2010年01月24日(日) 23:00- TBS・毎日放送系列 全国放送「情熱大陸」
あの“闘う医師”が帰って来た―。幼児の死亡率が極めて高いとされるミャンマーで無償で子供たちの治療を続ける小児外科医・吉岡秀人。15年間で救った小さな命は1万人。
手術中の停電は日常茶飯事という過酷な環境の中で患者と向き合い続ける吉岡の姿は、2009年7月の放送で大きな反響を呼んだ。
 番組では前回の取材中に吉岡が出会った2歳男児のその後に密着。生まれつき額の骨の一部が欠けて脳が飛び出す病気で、ミャンマーでは手術が難しいと判断した吉岡は日本の恩師に手術を依頼。吉岡を信じて来日したミャンマー人親子の姿と共に14時間にも及ぶ大手術をカメラが追った。また、吉岡は新たにカンボジアでも医療活動をスタート。その疾風怒濤の日々をお伝えする!

遺骨収集


遺骨収集してきました。
遺骨が表面まで出てきて一部は流れ出している状況でしたのですべての遺骨収集はできませんでしたが可能な限りは収集してきました。
遺骨は日本大使館の方に一時保管されることになりました。
一日も早く日本の方へ帰国できるよう日本政府及び関係者の方々何卒宜しくお願い申し上げます。

これが残る村です。

日本兵の遺骨と日本国政府


以前このブログでも書いた野ざらしの状態にある日本兵の遺骨。
今夜からその遺骨収集に行きます。
日本政府へ収集して欲しいようお願いしたが時間だけが経過しビルマ戦線で日本のために戦った方の遺骨は野ざらし状態。
この地で生活する日本人として、早急に遺骨収集を行いたいと思いミャンマー政府からの収集許可申請に現地やネーピードにスタッフを何度か派遣してようやく許可を取得。経費はもちろんすべて自腹。
で、日本政府から日本大使館の方に遺骨は保管して欲しいという依頼があったため、昨日今夜からの遺骨収集を迅速に行うための簡単な書類を発給して頂くよう依頼したら、前例がないから発給できないという短時間で結論が出された簡単な回答。
本来なら誰の仕事やねん!日本のために亡くなった日本人の遺骨が野ざらしになっている状況を知った上でも日本国はこんな対応なのか!と昨日は久々に頭にきました。
こっちは仕事が詰まっていますが収集できていない状況から新年を迎えたという気持ちになれず、一日も早く収集させて頂きたいので今夜から車中2泊の強行スケジュール。
もちろん自腹で行くだけです。
ちょうど年末から年始にかけて「海嶺(三浦綾子著)」を読んでいました。
江戸時代に船が難破し1年2ヶ月漂流しアメリカに上陸。生き残った3名が多くの人の助けをかりて5年ぶりに故郷を目の前にするが、その日本の対応は砲撃。いわゆるモリソン号事件。結局彼らは日本に戻ることはできず「お上に捨てられた・・・」と嘆きます。
戦時中このビルマの地で命果てた多くの日本人。自分の意思で今現在この地で働く私も、万一死んでも骨は日本へ・・と思います。自分の意思でなく戦争でこの地に赴きそして命果てた日本の方々なら尚更日本へ帰りたい気持ちは今でも強いのではないでしょうか。
今の時代でも「お上に捨てられないといけないのでしょうか???」

ヤンゴンより謹賀新年


新年明けましておめでとうございます。
GENKYクリニックは大晦日も元旦ももちろん通常営業。
SANAYヤンゴン事務所は本日仕事始めです。
2010年はミャンマーにとっても重要な年。
本年もよろしくお願いいたします。