今年大学合格した寺小屋育ちの彼女たちが営業で頑張ります!


つい先日発表された高校卒業試験兼大学入試試験に合格した、ヤンゴン郊外の寺子屋育ちの3名です。
この度日本のあられのプロモーション販売用に彼女達を含め数名にアルバイトとして頑張ってもらうことになりました。
簡単にプロフィールをご紹介します。
右の彼女はモン州出身の20歳。7人兄弟の3番目。家が貧しく4年前から下の弟と二人ヤンゴンの僧院に預けられ、今回3度目の挑戦で大学に合格しました。
真ん中の彼女はシャン州の国境地帯出身20歳。両親が病死し、唯一の兄弟の弟は行方不明。10年間からヤンゴン郊外の寺小屋に来て生活しはじめ、今年3度目の正直で大学試験に合格しました。彼女の夢は看護師になって出身の村に帰ること。ご両親の病死は出身の村近くには病院がなかったのが原因だったそうです。彼女は今も病院も医者もいなくて困っている村のために頑張りたいのだそうです。
左の彼女はインレー湖の近く出身。家が貧しく7年前からヤンゴンの僧院へ預けられました。今年見事一発合格!将来はヤンゴンで働き村に残る両親を支えていきたいそうです。
彼女達は6月末からブラゾンやシティーマートなど店内で店頭販売を行う予定。
ヤンゴン市内はほとんど来た事がなく初めての面接で不安そうでしたが、ここから彼女達は大きく飛躍していきます!!!

着実に変化しているミャンマー


ヤダナからヤンゴンへの新パイプラインの竣工式が12日行われ、ついにヤンゴン郊外のガス発電所が稼動し始めたようです。
これによりこれまでのヤンゴンへの電力供給量が2倍になると言われており、我が家も店も事務所も恒常的に続いていた停電がウソのように今日現在までほとんどなくなりました。ただ工業団地ではまだ厳しい状態が続いているようです。
先月から外国人に対するビザのシステムが大幅に変更され、ヤンゴン国際空港の地上業務が民営化、海運のファイブスターシッピングラインやガソリンスタンドも民営化され、ヤンゴン市内のガソリンスタンドでは各社それぞれの看板が先週からお目見えしています。
少しづつですが目に見えて着実に変化しているヤンゴンです。