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  • 7年前、単身ミャンマーへ渡り、以来現地に身を置き激動の時代を生き抜く。企業・政府・マスコミ等との長年に渡るビジネスを通して培ったスキルや現地・日本の人脈をフルに活かした調査・進出コンサルティングは在ミャンマー日本人の中でも随一である。 Since 2001/1/1
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ミャンマーを知る読みもの

文化・歴史・生活

知っておきたいミャンマーのマナー

ミャンマーに来られる予定の方、ミャンマー人と付き合っていかれる方が、知っておいたほうがよいミャンマーの文化と社会的習慣について紹介します。

した方が良いこと
  • ・自分よりも年上の人の前を横切る際、頭を少し下げて横切ったほうが良い。
  • ・パゴダ(お寺)の境内や僧院等仏教関係の建物に入る時は、裸足にならなければなりません。
  • ・仏教徒でなくても、僧侶に対しては敬意を表す必要があります。
  • ・せきやあくびをするときは、顔を横に向けてしましょう。
  • ・爪楊枝を使う時やくしゃみをする時は手で口をおおいましょう。
  • ・もし無意識のうちに相手の邪魔をしたら「すみません」と二回言ったほうが良いです。
  • ・自分より年下の人には、なるべく怒らないよう我慢しましょう。
  • ・誰かに会いに行くときは、前もって連絡しましょう。
  • ・怪しい人でなければ、家を訪ねてくる人の為ドアを早く開けて下さい。
  • ・わからない時は正直に告白しましょう。
  • ・あいさつをしなければならない時は、必ず挨拶しましょう。
  • ・年上や地位の高い人には敬意を表しましょう。
  • ・自分が団体で一番上では無いときは、それ相応の場所に座って下さい。
  • ・人にお世話になったらそのことを感謝しましょう。
  • ・必要とされれば喜んで協力しましょう。
  • ・近所の人とは仲良くしましょう。
  • ・食事は年長者が口をつけたあとスタートする。 もしくは先に食べたい場合は年長者のお皿に食べ物を少し取り分けてあげて下さい。
  • ・一緒に歩くときは、若者は年長者に安全な側を歩かせましょう。
  • ・縁起の悪い話をするときは、金や銀の話も交え悪い運を追い払うよう努めてください。
  • ・不運なことについて話をする際、「万が一のことで 本当には起きませんが…、」と話してからその話題に入った方が良いです。
  • ・恥ずかしい話をする時は、最初に「耳では聞かず、かかとで聞いて下さい」 といってから話し始めて下さい。
  • ・悪口を言うときは、そのことを自分の足とひざが聞いていると仮定し 「足も言わないで、ひざも言わないで下さい」とまず言いましょう。
  • ・人が慈善事業をした場合は「いいことをしましたね」と誉めましょう。
してはいけない事
  • ・お年寄りや年上の人の前に、唾を吐かないようにしましょう。
  • ・お年寄りとお坊さんが座っていたら、その人のを歩かないで下さい。
  • ・靴のまま床に上がらないで下さい。
  • ・家の中では帽子をかぶらないで下さい。
  • ・見知らぬ人の前では悪口は言わないで下さい。
  • ・他人の家庭の問題には介入しないでください。
  • ・お客様からお金など借りないで下さい。
  • ・自分のことを自分で誇らないでください。
  • ・自分より年上の人や地位の高い人にものをあげる時は片手では渡さないで下さい。
  • ・他人の収入をあまり聞かないで下さい。
  • ・人の寝室・個室には入らないで下さい。
  • ・人が読んでる手紙などを勝手に読まないで下さい。
  • ・人の家を訪問するときその人から何も借りないで下さい。
  • ・年上の人の頭を触らないで下さい。
  • ・自分の先生と肩を並べて歩かないで下さい。
  • ・自分が欲しくないものはもらわないで下さい。
  • ・ナイフとか刀とかはプレゼントしないでください。もし渡したいのならそれ相応分のお金を渡して下さい。

2017年 祭り日程

1月 4日(水) Independence Day(独立記念日)
2月 2日(水) Peasants Day(農民の日)
12日(日) Union Day(連邦の日)
3月 12日(日) Tabaung Full Moon(タバウン満月)
12日(日)〜16日(木) Water Festival(水祭り)
27日(月) Armed Forces Day(国軍記念日)
※土・日・月が3連休
4月 17日(月)~21日(金) Myanmar New Year(ミャンマーの新年)
※12~23日で12連休
5月 1日(月) May Day(メーデー)
※土・日・月が3連休
10日(水) Kasong Full Moon(カソン満月)
7月 8日(土) Waso Full Moon(ワゾー満月)
19日(水) Martyrs Day(殉職者の日)
10月 5日(木) Thadhingyut Full Moon(ダディンジュ満月)
11月 3日(金) Tazaungmone Full Moon(ダザウモン満月)
※金・土・日が3連休
13日(月) National Day(国民の休日)
※土・日・月が3連休
12月 18日(月) Kain New Year(カイン州の正月)
※土・日・月が3連休
25日(月) Christmas(クリスマス)
※土・日・月が3連休

※ヒジュラ暦で決められるイスラムのEid Day(6月25日前後)、ヒンドゥ暦で決められるDeepavali(10月18日前後)も祝日になりますが、例年直前に発表されます。

ミャンマー料理とは?

ミャンマー料理ってどんな料理?

ミャンマーでは、基本的に油をたっぷりと使った料理が贅沢、という観念があるようです。このため、日本人からするとどれも油っこく感じるかもしれません。ピーナッツや玉ねぎ、にんにく、トマト等を多用し、基本的な調理法や味付けが似通っているため、料理の味も同じようなものが多いのが特徴です。

ミャンマー料理のお店に行くと、大きな鍋に入った料理が並んでいるので、好みの料理を指差しして注文しましょう。テーブルにつけば、まず皿に盛られたご飯とスープ、そして生野菜の盛り合わせ「トッサヤー」が運ばれてきます。(トッサヤーの中には茹でたものもあるので、お腹が気になる方はこちらを選んで食べましょう)
テーブルには、ミャンマー独自の魚から作った調味料「ンガピ」が置かれており、無料で使えます。

代表的なミャンマー料理
その1:ヒン

「ヒン」はミャンマー語でおかずの意味。様々な食材を調味料や油とともに煮込んだものです。カレーと見た目が良く似ているため、私たち外国人は便宜上「ヒン」をカレーと訳すこともありますが、辛味はほとんど感じません。
また、スープも「ヒン」や「ヒンジョー」という。

・チェッターヒン(鶏肉の煮込み)
・ウェッターヒン(豚肉の煮込み)
・セイッターヒン(ヤギ肉の煮込み)
・パズンヒン(エビの煮込み)
・ンガーヒン(魚の煮込み)
・ベーウーチンヒン…アヒルの卵とトマトの煮込み
・ペーヒン(豆のスープ)
・ペーカラーヒン(野菜たっぷりのカレー風味スープ)
・チンパオヒンジョー(酸っぱい葉のスープ)

その2:ヂョー

「ヂョー」はミャンマー語で炒め物、揚げ物の意味。

・ンガーヂョー(魚の揚げ物)
・ガズンユエヂョー(空芯菜の炒め物)
・チンパオヂョー(酸っぱい葉と筍の唐辛子炒め)
・カイランヂョー(カイラン菜の炒め物)

その3:トウッ

「トウッ」はミャンマー語であえ物の意味。生の食材を混ぜて食べる料理には、トウッという名前がついていて、英語ではサラダと訳されています。代表的なのはラペットウッ(お茶の葉のサラダ)。ミャンマーでは世界でも珍しいお茶を食べる習慣があり、油に浸した茶葉と、豆やゴマ、揚げニンニク、干しエビ。

・ミンクワユエトウッ(ツボ草のサラダ。ツボ草は目に良い食材とされています。)
・カヤンアセイントウッ(緑のトマトのサラダ ※ヤンゴンでは熟した赤トマトを使う)

ミャンマーのデザート

一番のオススメは、美味しい南国のフルーツ。ミャンマーの街中には、日本では見かけない珍しい果物が溢れています。特に日本人に人気なのが、マンゴー。旬は毎年5月〜8月頃で、「セインタロン」という品種が特に甘くて有名です。
外国人向けのレストランでは、食後のデザートとしてよくスイカ、パイナップルなどが出てきます。
いっぽう地元の食堂では、シュロの木の実から作られた砂糖菓子「タンニャッ」が一般的。日本の黒砂糖によく似ていて、食後に食べることで消化を助けるとも言われています。スーパーでも売られているので、お土産にも最適ですよ。