ミャンマーにおける視覚障害者マッサージ普及の可能性


GENKYスタッフがボランティアでヤンゴン市内老人ホームを週一回訪れています。
今回、コーディネートして頂いている担当の方から嬉しいご報告を頂きました。
ミャンマーで今後、視覚障害者マッサージが普及していく新たな可能性を教えてくれます。
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3人の方に老人ホームに来ていただいて、1か月以上経ちました。
同じ方に回っていただいたことで、みなさんも非常に落ちつついてサービスが受けられ、はじめから説明しなくていいなあ、ということです。
男性のほうは彼が来られるのを心待ちにしている4,5人の方に、集中的にやってもらっています。
女性のほうは、引っ張りだこで困りますが、10分では少ないのでなんとか、お一人に20~30分とれるよう努力してもらっています。
おかげさまで、痛みの訴えを聞いているしかなかった私たちですが、今は愚痴もきいてもらって、痛みも和らいで、非常に優しい顔つきになってきました。
また、その間に家族や友人が訪問に来てくれない方のそばにいて、ゆっくり過ごすことができ、その方たちにも感謝されています。一人一人の要望もゆっくりと聞いてあげれるようになりました。
ある、一人の女性は、数ヶ月前から急に、寂しさから食欲がなくなり、独り言が多くなり、横になってばかりいて、それがどんどんひどくなり、鬱になっていました。はじめは、Genkyの方がかかわってくださっても人が触ることが不快で、5分と続かずに、もういらない、と。
2回目は自分から来てくださいと、お願いし、この間は驚くことにニコニコ笑って部屋の入り口で彼女が来るのを待っておられました。
とても明るくなり、みていて、こちらもうれしくなります。
シスターたちも西洋の薬が一番、といっていて、あまりマッサージ好きじゃないんじゃないかしら、といっていましたが、あまりの変化に驚きを隠せないようです。
痛みをやわらげてくれるだけでなく、人からやさしく触られること、話を聞いてもらえることがいかに大切な薬か感じ始めています。
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ネパールから「よもぎの会」畑先生 来緬!


ティテパティよもぎの会(http://www.yomoginokai.jp/)の代表 畑美奈栄 さんにGENKYへご来店頂きました。
鍼灸按摩専門の訓練学校を20数年前にネパールで全くのゼロのところから立ち上げ普及させ、定期的に無料巡回医療などを行われている畑先生。今では訓練学校はネパール政府教育省の認可で運営され鍼灸は国家資格となっています。
40歳代後半で鍼灸専門学校に通い技術を学ばれ、そのままネパールへ行かれ今現在まで奮闘されている、すごい情熱とバイタリティをお持ちの方で、20数年前当時のご苦労されたお話から現在のカトマンズなどのお話など、いずれも迫力あるお話で勉強になることばかりでした。
GENKYや訓練学校で発生している、そして発生するだろう問題もすべてお見通しで様々ご指導頂きました。
デモンストレーション頂いた「棒灸」。すごい効力です。是非ミャンマーでも普及させて頂ければと思います。

GENKYクリニックがYangon Best Shop 10 に選出!


Myanmar International(MRTV3)の撮影スタッフがGENKYサクラタワー店にやってきました。今回は、ヤンゴンを代表する10店を紹介するという内容のプログラム。光栄にもその10店舗の1つにGENKYが選ばれました!
番組ディレクターは著名な映画監督でもあるZeyar Maung Maung氏。
英語で世界に向けて放送される予定です!

GENKY老人ホームに


ボランティアグループIFG(International Womens Group)のご好意によりGENKY盲人スタッフが毎週1回ヤンゴン市内老人ホームへ出張マッサージ行かせて頂くことになりました。
男性50名、女性100名ほどが暮らす老人ホームに3名の施術スタッフがお伺いします。マッサージが初めての方がほとんどですが好評で、多くの方々と接する機会もでき施術スタッフも喜んでいます。
施術スタッフがもっとたくさんいればより多くの施術スタッフを送ることができますし、さらに常駐することもできるのですが・・・。
盲人マッサージ訓練センターをはじめ、近い将来盲人マッサージ師が多く生まれてきますので、こういった活動を通して、どんどん視覚障害者と正眼者が触れ合う機会が増え、視覚障害者が雇用される場が生まれていけばいいですね。

日本人学校の生徒さん


先日GENKYに日本人学校の生徒さんが来られました。
視覚障害者スタッフや店のスタッフに色々な質問をされ、たくさんメモを取っておられました。学習発表会でミャンマーの視覚障害者のことを発表されるそうです。
GENKYに来られる前にはヤンゴン・チミダイン国立盲学校も見学。
視覚障害者スタッフも日本人の子供と触れ合うことができて嬉しそうでした。

GENKY3組目の結婚式


GENKY施術スタッフNo.2、全盲のSoe Htay氏と8歳年下のNu Wahさんの結婚式がヤンゴン・チミダイン盲学校で行われました。
式には両家のご両親や盲学校の仲間達、GENKYの常連客のお客さんなどが招待され盛大に行われました。
当日は別の用事があり、私達家族は挨拶してご馳走よばれてすぐ出てきてしまい、GENKYのスタッフも忙しい土曜日なので2交代制でバタバタと参列しましたが、参加者全員本当に嬉しそうなのが印象に残りました。
GENKYのスタッフの中にはまだまだ独身者がたくさんいますので、どんどん結婚していってもらいたいものです。

GENKYが朝日新聞で紹介されました!


GENKYが10月31日付 朝日新聞夕刊1面で紹介されました。
政治関係以外の話題でミャンマーのことが1面で紹介されるとは何年ぶりなのでしょうか。
11月2日には当地で6年半ぶりとなる日本商工会議所とミャンマー商工会議所の会議が行われました。
日本とミャンマーの関係がどんどん近づいていけばいいですね。

ミャンマーテレビ局からの取材


本日GENKYにてミャンマーテレビ局(MRTV-4)からのテレビ取材が行われています。
お客様が来店して受付を行い施術を行う総合的な店舗の紹介や店の成り立ちや目的などからお客様や施術スタッフへのインタビュー、そしてタイ盲人協会から技術指導に来ているPornchai先生にも様々なインタビューなどが行われました。
20分番組のドキュメンタリー?でGENKYの全貌がミャンマー全国に紹介されます!