終戦記念日

今日、8月15日は終戦記念日。ミャンマーにいると戦争のことが身近に感じられ、様々考えさせられます。
最近ミャンマーでは歴史の授業で、あの戦争をどんなふうに教えているかを取材し、教科書にどのように記載されているのかを見ていき、その検証として、当時を知るお年寄りにインタビューしていきました。
現在ミャンマーでは第二次大戦の日本軍絡みについては、8年生と10年生の歴史の時間に教えています。8年生では3ページほどに渡って記されております。(ちなみに日本ではこれらは1行だとか!)数年前まではもっと詳細に、また日本軍についての悪評も記載されていたようですが、現在は悪評については一部残っていますがほとんど姿を消しています。
『戦争というものはそういったものなので、事実は事実として伝え、それらは過去のものとして未来のためになるよう教えていくべきである』と役人から教師、お年寄りなど多くの方々が話されていました。
ちなみに、植民地支配をしていたイギリスに対しても植民地時代に街を整備し国の基礎を作ったのはイギリスというイメージが強く、多くの人がそれを信じているように感じます。今でもほとんどのミャンマーの人々が最も憧れをもつ国はイギリスです。次にアジアで成功した日本になります。日本かイギリス、どちらに行きたいかと問えば、日本語がペラペラのうちのスタッフでもイギリスと答えます。
大げさかもしれませんが、これら未来を重点に置いたこの国の人々の戦争に対する考え方が世界の人々が実践できれば世界平和に繋がるのではと、この国の人々を見習う必要があるのではと強く感じます。

ミャンマーの医療現場

国際医療奉仕団ジャパンハートのブログが出来たという連絡を受けました。ちょうど番組取材でサガインの活動地「ワッチェ病院」にお伺いしてもうすぐ1年。
ミャンマーで9年程生活していますが、見たことがない風景や体験で正直驚き感動したのを今でも鮮明に覚えています。
最近ミャンマーの生活を伝えるブログ等は増えていますが、あの中身の濃い生活から発信されるブログ、多いに期待しています。
日々の活動だけでも大変だと思いますが、なかなか普通の人が目にしないあの現場を是非ブログを通して世界に紹介して頂ければと思います。
途上国の子供を救え!小児外科医吉岡秀人の戦いhttp://japanheart.exblog.jp/
看護師初めての国際協力http://blog.livedoor.jp/japanheart/
小児科医の初めての子育てhttp://blog.livedoor.jp/y_haruna222/

各国からの旅行手配

ヤンゴンナウは日本語版と英語版があります。といっても英語版は掲示板やブログなどは設置していないのですが、その他はほぼ同じ内容になっています。
現在の旅行手配はほとんど日本人からで95%ほどですが、5%ほどはイタリア人やスペイン人、ドイツ人などからの予約を占め、なぜか、この中には研究者やDr.の肩書きを持った人たちからの予約が多いのです。ご利用いただいた方からの紹介という形も少なくないのですが、全くの新規というDrの方々もおられます。.
先日も、英国の著名な大学の医者夫婦のミャンマー滞在手配を行ったのですが、メールのやり取りでは、そんなこと気づかず普通にやり取りし、ヤンゴン到着後、政府高官や大学関係者たちが集まっている中、Sanay Travels と呼び出され別室でご説明させて頂きました。
そういえば、3年程前は、日本でも単独公演をするドイツの著名な演奏者夫妻のご手配もさせて頂きました。(その時はちゃっかりサインをもらってしまいました。)
あらためて、インターネット革命のすごさに驚かされる毎日です。

ピアノの先生


Myo Tintさん60歳。政府要職を定年退官し3ヶ月前から趣味で勉強してきたピアノをヤンゴン市内の自宅で教えています。ミャンマー音楽のピアノで楽譜は中国式の数字。何が何かわからないのですが、400曲ほどの楽譜を持っておられます。現在生徒は10名ほど。「72歳の生徒がいてピアノは全く初めてでしたが、彼は3ヶ月で2曲も弾けるようになりましたよ」と嬉しそうに教えてくれました。
彼と奥さんは日本語も勉強したらしく日本語も少し話せます。何でも勉強するのが好きなそうで、楽しそうに生活されています。
月謝は週3回で月8000チャット。個人の自宅でのレッスンは週2回で1万チャット(要送迎手配)、車を用意せず先生自身に直接来てもらう場合は週2回で3万チャット。
ここでもヤンゴンの交通費の高さが垣間見れます。

ダウンニョ親子


ラウェイ(ミャンマー式ボクシング)が行われるということで、3年程前にお会いしたラウェイの選手、ダウンニョ親子を思い出しました。
父親は昔「無敵のチャンピオン」と言われたミャンマーラウェイチャンピオン、息子のダウンニョレイもトップクラスのラウェイ選手ですが、父親が偉大なため苦悩しています。トンテーから小船で2時間程行った吹けば飛ぶような家で父親は数人のラウェイ選手を育てながら毎日を過ごされていました。
ダウンニョは現役時代からラウエイ以外一切仕事はしない主義だそうで、家計は奥さんがモヒンガやカウンニン(ミャンマーのお菓子)などを作って毎日行商に出て稼いでいました。
あの親子、今はどうしているのかなあ。。。

女優 テテモウ(Htet Htet Moe Oo)さん


仕事の関係で女優テテモウさんの自宅に訪問した時のエピソードです。自宅ということもあってほぼスッピンの彼女でした。最近は少なくなりましたが少し前まではまさしくCMの女王の名に相応しく、テレビをつければテテモウが出てくるという印象でした。しかもその小太りとメイクの濃さに、何故人気があるのか不思議に感じる人も多かったと思います。
そこで、メイクの話を聞いてみると、彼女はテレビでは一般の人々の好みに合わせる為、わざと濃い化粧にしているのだそうです。一度一緒に食事させて頂きましたが、薄化粧で日本の女優さんのようなメイクでした。
彼女は数え切れないほど自分が出演したCMをほぼすべて覚えており、それぞれの特徴や演出の目的を即座に回答されました。本当に頭がいい方だという印象を今も持っています。

日刊たみこ新聞

ミャンマーにいると日本の新刊を手に入れることは難しく、また新しい情報を入手することが難しいため、私にとってメールマガジンは貴重な情報収集の場になっています。
10年来経営等ご指導頂いているある日本の会社社長から教えて頂き愛読しているメールマガジン【日刊たみこ新聞】。
ネットショップ業界のカリスマ?と呼ばれる超売れっ子の方で、凄い情報がたわいのない中に出てきます。
今日は「竜馬がいく」。私も高校時代にこの本にハマりました。
****************************************************************
「竜馬がいく」
別に何の目的もなく、以前めちゃくちゃはまったから
もう一回読みたいと思って、読み返しているだけなのですが
以前読んだときには、まったく「お話しの世界」として
読んでいたのに、今度はリアルに自分へのメッセージとして
伝わってくるものがいっぱいありました。
その中で、すごくストンと腑に落ちたのが
「自分は自分」
「周りの声にまどわされない」
「周りの価値観に振り回されない」
「人には人の、自分には自分の、やるべきことがある」
「人には人の、自分には自分の、進み方がある」
ということです。

Continue reading 日刊たみこ新聞

FMラジオ出演

昨晩LOVE FM(九州国際FMラジオ(福岡)の「INSIGHT」という番組の「ASIAN RECIPE」というコーナーに出演しました。
台本なし、事前に4つほど質問事項が来ていたのですが残念ながらその質問が来たのは、うち一つのヤンゴンの今の天気はどうですか?だけでした。「なぜミャンマーに?」からスタートという、日本語の下手な(ミャンマー語も英語も下手ですが)私には少しヘビーで四苦八苦しましたが、終わってみれば台本なしに自由に話すのも非常にいいものだなあと、妙な感想を持って終了しました。
しかしいつも思いますが、日本とミャンマーの距離がありながら電話の向こうに聞こえる放送に突然入っていく、あの妙な感覚は何ともいえないですねぇ。

ミャンマーのつぼのツボ

今年は雨季に入ってもこれまでのところミャンマー全土で雨量が少ないようです。農作物への被害が心配されると思い専門家に聞いてみました。
確かに今年は雨量が少なく各農家への影響が心配されるのですが、実はミャンマーの農家は毎年天候不順の連続なので、それらに備え雨量が多い時、雨量が少ないなどどちらにも対応できるような作物を分けて育てているそうです。従ってある程度影響は受けるが深刻な打撃は受けにくいようになっているとのことでした。
これこそ最もミャンマー的なものであり、この地で仕事、生活する上で最も重要なことであると私自身感じています。
私はいわゆる手配業を行っていますが、普通の手配は誰でもできます。しかし何が起こるかわからないミャンマー。常に様々なシミュレーションを立て、そのトラブルに即座に対応できるか否か、バックアップが事前に準備できているか否かがプロとアマの差であると思っています。
これは手配業に限らず、この地で行うすべてのビジネス、そして生活に当てはまると感じます。銀行送金ができなくなっても、海外からの経済制裁が発動されても、銀行機能がストップしても一時的な混乱は見せるものの、皆それら難問に対応しいつの間にか復旧していきます。
これこそ、ミャンマーのつぼの中のツボではないかと、農家の話を聞いて感じました。

アブスライダー


ミャンマー赴任当時は65kgぐらいだった体重が9年経つと80kgまで増えてしまい、極度の運動不足で座るのもつらくなってきました。ホテルのジムに通うにも夜わざわざ出て行くのは面倒で自宅でできる健康器具を探していたところ、友人から効果満点とお勧めをもらったのがアブスライダー。
ユザナセンターで7000チャットのアブスライダーの偽者を発見、早速購入して使用しています。
今のところ効果満点です。腹筋が気になる人、オススメです!