第一回ヤンゴンスタンプラリー開催!


2011年2月1日~2011年3月10日まで第一回ヤンゴンスタンプラリーが開催されます。
ヤンゴン・バンコク往復航空券をはじめ、参加企業の商品券などが当たります。
しかも、全店スタンプ獲得者全員に天然素材で作られた環境にやさしいMESOapをプレゼント
ここだけの話、ヤンゴン滞在日本人数を考えても、当選確率は非常に高い!
スタンプラリー台紙はヤンゴン日本人会報「パダウ」もしくは各店舗にございます。
みなさま ふるってご参加くださいませ!
参加企業: 
あじさい(ラーメン)、GENKY(マッサージ)、GoldenCrab(タイ料理) 、MESOap(手作り石鹸)、Sushi&Cocktail琉球、 宮崎さんのサロン(美容院)、Sky Bistro (喫茶店) 、わさび(日本料理)

またまた視覚障害者同士の結婚式


またまたGENKY視覚障害者スタッフ同士の結婚式が行われました。
もう皆結婚式には慣れてスムースな手配。
No.16 Rosi とNo.23 Min Min Latt。
ご家族も来られ喜んでおられました。
近々、GENKYで知り合い結婚したカップルが田舎に戻り開業するとの報告を受けました。またGENKYに続いて視覚障害者が働くマッサージ店が来年2店舗ヤンゴンにできるそうです。経営的にはいずれも厳しいことですが、視覚障害者社会にとってはとてもいい傾向です。この流れを絶やさぬよう頑張ります!

ヤンゴン・チミダイン国立盲学校にて開校47周年記念式典


ヤンゴン・チミダイン国立盲学校にて開校47周年式典が行われました。
社会福祉省からは副次官が出席、スピーチでは今後の視覚障害者を取り巻く環境を整えるための現状や将来プランなど紹介。
昨年まではこの設立記念日は一部関係者のみで小さくやっていましたが、今年からは国営放送各局の取材班も呼び、盲学校の生徒が通っている高校の校長先生や個人・企業から盲学校を支援している人達も式典に参加。支援を行っているミャンマーを代表する歌手RzaniやZaw Paingも視覚障害者らの演奏で曲を披露。
着実に障害者を取り巻く環境が変わっているのを実感します。

ミャンマー視覚障害者マラソン大会!


10月15日は世界視覚障害者連合が1984年に設置した「国際白杖の日」。ここミャンマーではこの日に全国の盲学校や視覚障害者団体がヤンゴンに集まり、毎年マラソン大会が行われます。
昨年に続き今年も参加させて頂きました。
一番の大通りであるピィロードのシュエダゴンパゴダ西側からスタートしてヤンゴン市役所までの道のり。もちろん道路は封鎖、道の両側には市役所職員や警察官、一般の人々などが一体となって声援を送るすばらしい光景です。伴走者と逸れた障害者の方がいたら、警察官も一般市民も国家公務員も気付いた人が伴走者となったり、言葉で障害者の方を誘導する光景がいたるところで見られます。

ゴールであるヤンゴン市役所到着後は、ホールで視覚障害者の方々によるコンサートなどが行われます。全国離れて生活する友人たちに1年ぶりに再会する皆は、同窓会状態で近況などを話し合っています。
今年で19回目を迎えたこの大会。是非世界の多くの人々に知って頂きたいイベントです。

ちなみに、優勝者は今年も我らがGENKY施術スタッフ NO.4 Mr.Thet Oo !!!

ミャンマー国営放送で紹介されたヤンゴン国立盲学校とGENKYゲンキー

■ミャンマー国営放送 MRTV-3 で紹介された ヤンゴンチミダイン国立盲学校の紹介です。ミャンマーの視覚障害者の方々の盲学校での生活などが紹介されています。

ヤンゴン・チミダイン国立盲学校Part1 by ミャンマー国営放送
MRTV-3 : Department of Social welfare,
http://www.youtube.com/watch?v=sANEl4RJJvI
ヤンゴン・チミダイン国立盲学校Part2 by ミャンマー国営放送
http://www.youtube.com/watch?v=TE5hEszBeys
■2009年にヤンゴンに開店した日本式マッサージ店ゲンキーがミャンマー国営放送で紹介されました。

MRTV4 -GENKY - The Japanese Physiotherapy Clinic by Blind in Myanmar(Burma) 1
視覚障害者が働くマッサージ店「GENKYゲンキー」その1
http://www.youtube.com/watch?v=1DYKbf7oM-s
MRTV4 -GENKY - The Japanese Physiotherapy Clinic by Blind in Myanmar(Burma) 2
視覚障害者が働くマッサージ店「GENKYゲンキー」その2
http://www.youtube.com/watch?v=uBoSTphtJso

ミャンマー視覚障害者スタッフ、またまた全盲同士での結婚!


ミャンマーのGENKYスタッフNo.6 Zin Min Htoo と No.19 Zin Mar Oo の結婚式が5月29日に行われました。
全盲同士の結婚を反対する片方の母親をスタッフ全員で説得し無事結婚に調印。
昨年4月に開業して依頼、視覚障害者施術スタッフの結婚は6組目かな。視覚障害者スタッフの半数以上が既婚者になりました。ちなみに彼らはゲンキーの寮を出て自ら稼いだ給料でチャイナタウンに部屋を借りる予定です。
技術支援のみに終わらず自由競争化における経済的な支援までが成立してこその自立支援と考えるゲンキー。
社会の一員として経済的に成功を治めた事例を作り、そして結婚、子供を育て人生を形成していくことのプロセス。どんどん結婚して行くカップルを自慢して語る、これからマッサージの技術を身につけようと思っている視覚障害者を見て、現状はとてもいい状況にあることを実感します。

あとはミャンマー国内の視覚障害者支援の中心として活動する団体が、自らの団体のことだけでなく、宗教にも関係なく、ミャンマーにいる視覚障害者全体のこと考えた行動を取ってくれれば飛躍的に効果が上がるのですが・・・。
まあ、外堀は埋まりつつありますので、引き続き頑張って行きます!

ゲンキークリニック開店1周年記念スペシャルプロモーション


施術師全員がミャンマーの視覚障害者であるGENKYクリニック。
おかげさまで無事1周年を迎えることができました。
あらためてお礼申し上げます。
感謝を込めて、サクラタワー店、チャイナタウン店 両店にて昨年好評だったスクラッチカードの抽選会を行います。
1セッションに1つのGENKYスタンプ、3セッションでスクラッチカード1枚進呈。
今回の景品はCITY MARTの商品券。1等は10万チャットの商品券。2等は5万チャット、3等3万チャット、4等1万チャット、5等5枚で1セッション無料券になります。
プロモーションの期間は2010年5月1日から9月30日まで。
スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております!

バリ島でのエステ・マッサージビジネスにみるGENKYの経営


ツイッター経由で知ったバリ島在住の方のブログに興味深い記事がありました。
(ツイッターはすごいですねえ。)
数年前からすでに飽和状態ともみえる、バリ島でのエステ・マッサージビジネス。
実際昨年後半にスミニャックエリアにオープンした、オリジナルなコンセプト重視の外国人経営のエステ・スパ数軒、どこも大変苦戦されているようです。
ヤンゴンはまだまだ競合店が少ないためGENKYはお蔭様で善戦させて頂いていますがあっという間に競合店が乱立してきますので、今から様々な対策を講じていく必要がありますが、すべてミャンマーにも当てはまります。私の現在の住居の先住人はロシア人でした。
「【バリ島在住ブログ】 ばりじゅん@楽園 リアルライフ http://balijun.blog3.fc2.com/blog-entry-64.html
エステ・マッサージ業界に限らず、現在のバリ島でのビジネスをサクセスさせるためのキー。
1.観光客ではなく在住外国人・アッパーミドルクラスの在バリインドネシア人(華僑も含む)をターゲットにしたサービス・価格設定
今、バリではやっているお店は、先進国のミドルクラス向けのサービスやシステム・雰囲気・味をインドネシアの都会価格で提供しているところ。
2.他島からのインドネシア人観光客を誘致するためのブランディング
インドネシア人もブランド好きで結構見栄っ張り。
本国では無名のアメリカのアパレルブランドでもインドネシアでのブランディングに成功して、大人気になっているなんていうケースも。
3.高級路線でいく場合は、中国・ロシア・インド向けのマーケティング・営業活動が必須
バリ島のような国際的な観光地では、その国の世界での国力・重要度が如実に反映されます。
この3年ほどで、バリでもやはりBRICS強し!です。
語学学校でのロシア語・中国語の習得熱も非常に高まっているようです。

老人ホームでの近況報告(後編)


男性棟に戻ってみると、別の部屋に移動して、ミャンマーの薬草でできている、ハッカのようなにおいのするものをつけてやってくれと頼まれている様子、動きが良く取れない方、目の見えないマッサージの方、比較的元気で耳が遠い方の3人が、ああだっこうだと笑顔で助け合ってやっている姿は、実にほほえましいものがあります。
また、女性棟2階です。本日は2階の女性はかなりの方がチャペルでお祈りの儀式のようなものに出かけていました。が、もう一人、待ち構えていたかたにサービス。おわると、なにやらこれはみんなからの気持ちです、とお菓子の袋を持たせられています。
???お気持ちはうれしいのですが、ときどき腐ったものや、食べかけのものが入っていることがあるので、目の見えるあなたがチェックしてあげてね、と介助のWarさんにアドバイス。
このころ1階では、ベッドから落ちて以来腰の痛みがひどいと訴える方のマッサージ。
また、男性棟にいくと、1976年に東京大学で英語のMDをとったという、英語の上手な、
パーキンソンとアルツハイマーの男性が、うれしそうにサービスを受けていました。彼は、怒鳴ったり、さわいだりしてみんなをこもらせていましたが、ここのところ落ち着いて、我々との会話を楽しんでいます。お蔭様で、我々が、ゆっくりみなさんと接する時間が持てるようになったからではないでしょうか。

1階の女性棟では、リュウマチで節々が痛んで痛んでとおっしゃる方のサービスに入っていました。この方も時間がないから今日はマッサージできない,
などと申し上げた日にはかんしゃくを起こしたほど、このマッサージのファンです。
男性のマッサージの方をチャペルの前で座らせて、女性棟にお迎えに行っている間、チャペルから、今日はじめから順番を待って待ちきれずにチャペルに行っていたいた男性がでてきました。
今度こそは、という感じで、チャペルの前のいすでサービスを提供することになったようです。
2人の女性マッサージの方をお連れして引き上げようというとき、前回報告させていただいたあの女性が、来て来て!と呼んでいます。少しまだ表情は硬いものの、笑顔でさっさか歩いてきて、
私にマッサージしてないよ、と。
写真は撮ってくれるな!と怒りましたが、3分ほど、納得していただくまでマッサージしていただきました。
彼女は、旦那さんが暴力を振るう人で、そのために片方の耳がたたかれて聞こえないらしいんです。養子の子がいたが、逃げ出したということ。だれも、訪問しに来てくれる人はいいなくて、
この木曜日が楽しみだということです。明るくなって、話をしてくれるようになって本当に良かったです。

老人ホームでの近況報告(前編)


GENKYスタッフがお邪魔しているヤンゴン市内の老人ホーム。
うれしい近況報告を頂きましたので2回に分けて掲載させて頂きます。
いつものように、車で乗り付けると、すでに一人の男性で、元ボクサーだった方が、外で、男性マッサージの方を待っておられました。彼の手をとって、自分のベッドがある2階へがんがん連れて行かれました。マッサージの方も、その声ですぐいつもの方だとわかったようで、笑顔で応対。
実は、階段の下に、2階に連れて行かれる前に自分のところへ先にと、まちぶせしていた小柄の男性がいましたが、ときすでに遅し、、、彼は結局順番待ちに、、、
その間、介助のWarさんが2人の女性マッサージの方をいつものように女性棟へ.
一人は2階へ。
待っていた方が、マッサージより前に手相を見てあげましょう、となにやら運勢について2人で楽しそうに語っています。
介助のWarさんが、前回頼まれたとかで、鶏の羽を持参。何に使うかと思えば、1本の羽の先端部分の少しの毛を残してむしりとり、ココナッツの油(髪の毛にもつけるもの)をつけて耳かきにするんだそうです。ご存知でしたか?村人たちはみんなやっているが、ここでは手に入らない、ということだそうで、勉強になりました。もちろん彼女も飛び跳ねて喜んでいました。
もう一人のマッサージの女性は、はこれまたいつものように1階の女性棟へ。
順番が回ってくるのが遅くなると文句の多い常連さんから。この1か月で血の循環がよくなったので、足先の色が、ピンクになったと、大喜び。
我々のボランティアグループ(International Friendship
Group)の代表、マギー(スコットランド人)に、こんなに歩けるようになったとみせてくれました。久しぶりのうそのない笑顔です。
シスター、ドクターや私たちの誰もが少しずつ歩く練習をしてくださいとすすめても、痛いのだから無理だと怒ってばかりいたのに、今日は、’この子(マッサージしてくれている女性)が、少しずつでも歩く練習をしてください、私の後について、ゆっくり歩いてみてください、私が案内します。’
といってくれたから、がんばる、といって、笑顔で練習しているではありませんか!
もう、みんながびっくりです。
にっこり笑って、写真に写っているのがそれです。

彼女のあとは、なかなか来ないなあ、といって待っていた、車椅子の女性。腰や背中が痛くて、、、と。彼女には訪門客はまったくおらず、このマッサージの方が彼女の唯一の訪問者。大切なお友達だということです。