2010年にヤンゴンで大きく変化した・・・。


頻繁にヤンゴンに来られている方が驚くこと。
ロンジーを穿くヤンゴンの人々が減って、男性のズボン姿、女性の肌露出度が格段に高くなったこと。
それなりに綺麗な車が増え、交通渋滞が増えてきたこと。
などなど。
車は輸入許可が比較的容易になったことに加え、中国製自動車工場の稼動により飛躍的に車台登録数が増えてきていることに起因しています。
また、ヤンゴンの人々の服装が変わった原因にひとつには韓国ドラマの影響と言われています。ヤンゴンでブームを起こしている寿司も、韓国ドラマに出てくる寿司からヒットしたという人もいます。
日中韓の影響力が、ここミャンマーでも他の東南アジア同様になってきています。
来年からは、ついに光ファイバーサービスが開始、携帯電話でネットが可能になる、海外携帯電話がローミングできるようになる。などなど、様々いわれていますが、果たしてこのままスムースに物事進むものか、半信半疑ではあります。
が、いずれにしても、大きく動くことには違いない2011年のミャンマー。
どう変わるのか、楽しみです。

ミャンマー激動の2010年もあと少し。

早いものでもうすぐミャンマー激動の1年が終わろうとしています。
歴史に残る1年であることは疑う余地はありません。
海外投資、海外支援が活発化。外国人の来緬数は過去最高。
このまま拡大するのが規定路線のような雰囲気です。
一方、予想通り、物価は上昇、海外投資と海外支援は限定的な一部と海外団体が潤う構図。
今は村に戻れば、物はないが少なくとも生きていける状況。
都会に出て四苦八苦した生活して良い服を買うよりは、村で物はなくてもゆっくり生活したいということで、都市部の労働集約型工場はどこも人材確保が重要課題。
しかし、今後はそうは行かなくなることでしょう。その状況が生まれた時、初めて産業が発展していくのかもしれませんが、どちらが良いのかなあ。と。
日本では事業仕分けにより街の清掃業分が削られボランティアで補うも足らなく、街にゴミが増えているというニュースを最近目にしました。
ここヤンゴンをはじめて訪れた人は、まず街の綺麗さ、緑の多さに驚かれます。
毎日、ヤンゴン市役所が掃除を行い、草木に手入れをし水遣りを行っています。
ある国の指導者の話、どこかで聞きました。
「民主主義はお金がかかる」