番組放送のお知らせ


2008年2月17日(日) NHKスペシャル 21:00-21:49 NHK総合
「謎の海洋民族モーケン(仮)」
一年の大半を海上で過ごし、イルカさながらに海に潜り、獲物を捕らえて暮らす不思議な人々がいる。
ミャンマー南部沖、インド洋・メルギー諸島海域を漂泊する海洋民族「モーケン」だ。
数ある海洋民族のなかで唯一、現在も海上生活を続ける少数民族である。その暮らしは船団、いわば海上の「村」で行なわれる。彼らは、全長10メートルほどの小船に家族で住み、銛で魚を突き、素潜りで貝やナマコを取って糧を得る。潜るのは昼だけではない。月夜、無数の夜光虫が眩く光る海を、水深20メートルの海底まで小さなライトだけを頼りに素潜り漁をするのだ。
さらに近年の科学調査によって、このモーケンは驚異的な動体視力を持つことも明らかになっている。この動体視力で獲物の動きを瞬時に認識し、確実にとらえることができる。
番組では、新開発の水中高感度カメラを駆使して幻想的な夜の素潜り漁を追いながら、理想郷のように残された、海洋民族「モーケン」の暮らしを描く。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080217.html