ミャンマーにおける新型インフルエンザについて

在ヤンゴン日本大使館からのお知らせの抜粋です。
尚、ミャンマー政府は他国同様にミャンマー国民に向けても豚インフルエンザの状況、予防説明等を新聞、テレビなどで注意を促しています。
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*在ミャンマー日本国大使館からのお知らせ
*(在留邦人向けメールマガジン)
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大使館からのお知らせ (抜粋)
                         平成21年4月30日
                         日本大使館 領事部
~メキシコ及び米国等における豚インフルエンザ
の発生に伴う注意喚起(その2)~
1.WHO等最新情報
  30日、チャンWHO事務局長は、インフルエンザの警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5
に引き上げることを決定した旨発表しました。これは1地域の2カ国以上で、そのインフルエ
ンザ・ウィルスによってコミュニティ・レベルの感染が継続していることを意味します。
  また、米国疾病対策センター(CDC)は29日、新型インフルエンザにより米国に滞在
中であったメキシコ国籍の幼児が死亡した旨発表しました。メキシコ以外で死者が生じたのは
初めてとなります。
2.日本政府の対応
  30日、日本国政府は、WHOの警戒レベル引き上げを受けてただちにこれまでの対処方
針を根本的に変えることはない、国民の皆さんには政府が発表する情報を聞いてもらい、警戒
を怠ることなく落ち着いて冷静に対応して欲しい、旨呼びかけています。
3.ミャンマー政府の対応
  30日午前、ミャンマー政府によれば、いままでのところミャンマー国内では感染疑いの
ある者は確認されていない由です。また、28日からヤンゴン空港到着ゲートにて全ての到着
便搭乗者を対象としサーモグラフィーによる体温検査を開始し、近日中には質問票による調査
も開始する由です。
4.在留邦人の皆様へのお願い
(1)現在ミャンマー国内において感染疑いのある者は確認されていませんが、交通機関が発
達した現在では当国や近隣諸国において、いつ患者が発生し拡大するか予測がつきません。
   つきましては、在留邦人の皆様におかれては、今後引き続き情報を収集し、冷静に事態
の推移及び関連の情報に注意することが必要です。厚生労働省等関係機関のホームページや関
連報道等により最新の情報を入手するようお願いします。
(2)各自が警戒の意識を高めて状況の変化に対応できるよう予防対策に留意することが重要
ですので、以下の諸点につきご留意ください。
 (イ)手洗い、うがいを励行する。
 (ロ)食料、水、医薬品などの備蓄品の確認。
 (ハ)今後の事態の変化によっては、人混みを避けること、人混みにでる場合にはマスクを
着用することなども考慮する。
(3)豚肉や豚肉の加工品を食べることで豚インフルエンザにかかることはありません。豚イ
ンフルエンザウイルスは、摂氏70度の温度で調理することで死滅することから、適切に加工・
調理された豚肉を食べることは安全です。
(問い合わせ先)
 ○外務省豚インフルエンザ相談窓口
  電話:(代表)03-3580-3311 (内線)4625、4627、4629
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140
 ○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
        (携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/
(関連ホームページ)
 ○厚生労働省ホームページ(新型インフルエンザ対策関連情報)
   http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html
 ○世界保健機関(WHO)ホームページ(豚インフルエンザ関連)
   http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/(英語)
 ○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連情報)
   http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html

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